才能あふれる少年☆
2010年 03月 20日
すっかりスケートのお話がお休みしていますが、「真央伝説」の伝道師の修行はやっていますよー。
さてオリンピックの後もまだまだやりきれない気持ちを抱えている方たくさんいるようですね。そうだよねぇ〜。うん、うん、分かる。
でも疑心暗鬼で真実を抜きにして思い込みで「カナダの陰謀」などと書かれている方のブログを見かけるのはやっぱり良い気持ちがしません。
今回のオリンピックの流れは確かに正気の沙汰とは思えないような事があったししょうがないような気がするけどやっぱり自分たちが住んでいる国全体をひとくくりでそういう風に言われるのはなんだかなぁ......。
エキシビジョンで一生懸命滑った小さな子供達の事を悪く言っているのには正直うんざりでした。(確かに女の子が成長していく演技はカナダの国の事なのになんでアジア系の子ばっかり?って思ったけど、実際ここの辺りで熱心にスケートをやっていてスケートが上手な子達はアジア系の子ばかりだしなぁって感じですし。)
そしてコミカルで魅力的な演技をしてくれた男の子を
『子供による「出っ歯のめがね」は日本の侮辱』
と言うのを見た時にはずっこけ。
あの子そんな大それた事を企てていたの!?.......って訳ないじゃないですか。
彼の名前は『Nam Nguyen』くん。
オリンピックを目指す才能あふれる11歳の男の子です。
ナムちゃんを私が始めて見たのが去年の四大陸のエキシビジョンでの演技でした。
ミツバチハッチのような衣装で生き生きとリンクを滑り、10歳とは思えないぐらいのエンターテイナーぶりでしたし、小さいのに軽々とジャンプを飛びスピンを決め、まだぎこちないものの一生懸命ステップを踏んでくれました。
一目で「なんてあふれんばかりの才能を持った子なんだ!」と感動。
ナムちゃんはナムちゃんは1998年生まれ。6歳の時からスケートを始めました。
2007年のJuvenile(ノービスよりも2つ下のカテゴリー)のカナダチャンピオン。
その時ナムちゃんわずか8歳!表彰台の一番上なのにお兄さん達よりも背が低い!?
そして翌年の2008年、プリノービスのカナダチャンピオン。
2009年はノービスのチャンピオン。
2010年にはノービス2連覇となんとスケートカナダのジュニア部門で優勝!
そしてカナダ選手権のジュニア部門でも見事3位入賞です。
オリンピックでも高橋くんの演技後にフラワーボーイとして嬉しそうにプレゼントを拾っているナムちゃん発見。
四大陸選手権の半年後にバンクーバー郊外の名門スケートクラブのアイスショーがあるというので見に行って、ナムちゃんを見つけた時には嬉しかったです。
(ちなみに2種類の4回転が飛べるケビン.レイノルドくんも同じクラブにいますよー)
滑るのが楽しくてしょうがなくジャンプが決まったらはじけるような笑顔で滑るナムちゃんは見ているとこっちまで笑顔になってしまうのです。
小さくってかわいくって才能あふれる姿は小さい頃の真央ちゃんと重なるものがありました。
その時ナムちゃんは3回転フリップまで飛んでいました。
そして先月友達との待ち合わせでそのクラブに行った時に、ナムちゃんが練習している様子を見る事ができました。
半年の間に3回転ルッツを飛べるようになっていました。
そして友達の話では3-3のコンビネーションジャンプも飛んでいるのだとか。
才能あふれるナムちゃん。そして彼はぎりぎりソチにも出場出来るのです。
カナダの男子シングルの選手は今はパトリック.チャンが飛び抜けてはいますが、2番手争いはかなり混沌としています。
今のままでぐんぐん伸びていけるかはまだまだ未知数。
ルッツの次はいよいよトリプルアクセル習得。
でもルッツとアクセルの間には今までとは比べ物にはならないぐらい大きく高い壁があるでしょう。
そして王子様のような格好良い選手とたたかっていくにはやっぱり見た目がねぇ......。(ナムちゃん、ごめん!)
ほら、王子様が下を向くと「嘆き悲しんでいる姿」って感じだけど、ナムちゃんがそうすると
「どうした何か落とし物?コンタクト?」
なんて感じじゃないですか。(ナムちゃん、ほんとごめん)
でもそれだからこそ彼は人とは違ったコミカルな演技をこなしていっているような気がします。
だから「出っ歯で眼鏡」のコミカルな演技をオリンピックでやったんじゃないのかなぁ。(これはあくまで私の想像ですが)
決して日本への侮辱なんかじゃなく、彼のキャラ立ち&お客さんに喜んでもらえる楽しんでもらえる演技だと思います。
ぜひ才能あふれるこの少年の今後を温かい目で見守っていってください。
彼の笑顔がいつまでも輝けるように、いつの日か才能の花を大きく咲かせた時には惜しみない拍手をしてあげてください。
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さてオリンピックの後もまだまだやりきれない気持ちを抱えている方たくさんいるようですね。そうだよねぇ〜。うん、うん、分かる。
でも疑心暗鬼で真実を抜きにして思い込みで「カナダの陰謀」などと書かれている方のブログを見かけるのはやっぱり良い気持ちがしません。
今回のオリンピックの流れは確かに正気の沙汰とは思えないような事があったししょうがないような気がするけどやっぱり自分たちが住んでいる国全体をひとくくりでそういう風に言われるのはなんだかなぁ......。
エキシビジョンで一生懸命滑った小さな子供達の事を悪く言っているのには正直うんざりでした。(確かに女の子が成長していく演技はカナダの国の事なのになんでアジア系の子ばっかり?って思ったけど、実際ここの辺りで熱心にスケートをやっていてスケートが上手な子達はアジア系の子ばかりだしなぁって感じですし。)
そしてコミカルで魅力的な演技をしてくれた男の子を
『子供による「出っ歯のめがね」は日本の侮辱』
と言うのを見た時にはずっこけ。
あの子そんな大それた事を企てていたの!?.......って訳ないじゃないですか。
彼の名前は『Nam Nguyen』くん。
オリンピックを目指す才能あふれる11歳の男の子です。
ナムちゃんを私が始めて見たのが去年の四大陸のエキシビジョンでの演技でした。
ミツバチハッチのような衣装で生き生きとリンクを滑り、10歳とは思えないぐらいのエンターテイナーぶりでしたし、小さいのに軽々とジャンプを飛びスピンを決め、まだぎこちないものの一生懸命ステップを踏んでくれました。
一目で「なんてあふれんばかりの才能を持った子なんだ!」と感動。
ナムちゃんはナムちゃんは1998年生まれ。6歳の時からスケートを始めました。
2007年のJuvenile(ノービスよりも2つ下のカテゴリー)のカナダチャンピオン。
その時ナムちゃんわずか8歳!表彰台の一番上なのにお兄さん達よりも背が低い!?
そして翌年の2008年、プリノービスのカナダチャンピオン。
2009年はノービスのチャンピオン。
2010年にはノービス2連覇となんとスケートカナダのジュニア部門で優勝!
そしてカナダ選手権のジュニア部門でも見事3位入賞です。
オリンピックでも高橋くんの演技後にフラワーボーイとして嬉しそうにプレゼントを拾っているナムちゃん発見。
四大陸選手権の半年後にバンクーバー郊外の名門スケートクラブのアイスショーがあるというので見に行って、ナムちゃんを見つけた時には嬉しかったです。
(ちなみに2種類の4回転が飛べるケビン.レイノルドくんも同じクラブにいますよー)
滑るのが楽しくてしょうがなくジャンプが決まったらはじけるような笑顔で滑るナムちゃんは見ているとこっちまで笑顔になってしまうのです。
小さくってかわいくって才能あふれる姿は小さい頃の真央ちゃんと重なるものがありました。
その時ナムちゃんは3回転フリップまで飛んでいました。
そして先月友達との待ち合わせでそのクラブに行った時に、ナムちゃんが練習している様子を見る事ができました。
半年の間に3回転ルッツを飛べるようになっていました。
そして友達の話では3-3のコンビネーションジャンプも飛んでいるのだとか。
才能あふれるナムちゃん。そして彼はぎりぎりソチにも出場出来るのです。
カナダの男子シングルの選手は今はパトリック.チャンが飛び抜けてはいますが、2番手争いはかなり混沌としています。
今のままでぐんぐん伸びていけるかはまだまだ未知数。
ルッツの次はいよいよトリプルアクセル習得。
でもルッツとアクセルの間には今までとは比べ物にはならないぐらい大きく高い壁があるでしょう。
そして王子様のような格好良い選手とたたかっていくにはやっぱり見た目がねぇ......。(ナムちゃん、ごめん!)
ほら、王子様が下を向くと「嘆き悲しんでいる姿」って感じだけど、ナムちゃんがそうすると
「どうした何か落とし物?コンタクト?」
なんて感じじゃないですか。(ナムちゃん、ほんとごめん)
でもそれだからこそ彼は人とは違ったコミカルな演技をこなしていっているような気がします。
だから「出っ歯で眼鏡」のコミカルな演技をオリンピックでやったんじゃないのかなぁ。(これはあくまで私の想像ですが)
決して日本への侮辱なんかじゃなく、彼のキャラ立ち&お客さんに喜んでもらえる楽しんでもらえる演技だと思います。
ぜひ才能あふれるこの少年の今後を温かい目で見守っていってください。
彼の笑顔がいつまでも輝けるように、いつの日か才能の花を大きく咲かせた時には惜しみない拍手をしてあげてください。
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by precioushearts
| 2010-03-20 02:20
| スケート