頑張れ!鈴木選手!!
2009年 11月 28日
早い年はもうこの時期雪が降ってましたよねぇ。
さてまたしてもフィギュアのお話です。
10月から毎週末行なわれたグランプリシリーズも6戦全部終了し、12月に東京で行なわれるグランプリファイナルに進める
男女6選手が確定しました。
日本人としては男子は織田選手と高橋選手、女子は安藤選手と鈴木選手が出場できるようになりました。
織田君と高橋君、そしてミキティーは今まで日本だけでなく世界でもトップ選手と活躍しているのですが、今回ファイナルへの切符を始めて手に入れた鈴木明子選手は昨シーズンのNHK杯で始めて大きな国際試合に出場し、銀メダルを獲得し一躍有名になった選手です。

実は鈴木選手、中野ゆかり選手と同じ世代でミキティーや、真央ちゃんから見ると少しお姉さん世代。選手の年齢層が低い女子選手の中ではどちらかと言うとベテランの方に入るのです。
彼女は小さい頃から全国レベルの将来を期待された選手で、6年前にはグランプリシリーズのカナダ戦に派遣されるほどの有力選手でした。
が、その頃長久保コーチ(荒川静香さんを育てた名コーチです)の指導を受けるため仙台に移り一人暮しを始め、全てをしっかりこなそうと頑張りすぎて摂食障害に陥り選手生命が危ぶまれる時期があったのです。
その後地元の愛知に戻りご家族の支えのもと、またスケートをできるようになり、地道に小さな試合でポイントを稼ぎ、ようやく昨シーズンに大きな国際大会に出られるようになったのです。
鈴木選手インタビュー
2月にバンクーバーで行なわれた四大陸選手権にも来ていて、私は鈴木選手の情熱あふれるプログラムを見られるのがとても楽しみでした。
が、残念ながら緊張で堅くなっており本来の鈴木選手の滑りではありませんでした。
彼女のエキシビションプログラムのリベルタンゴを生で見られるのも楽しみにしていたのですが残念ながら入賞ならずでした。
そしてオリンピックの代表に入れるのか期待された今季、初戦の中国杯、素晴しい演技で優勝を勝ち取り、2戦目のカナダ戦では惜しくも入賞はなりませんでしたが、勝ち点でぎりぎり6位通過。
グランプリファイナルに始めて勝ち進める事になりました。
日本女子はオリンピックには3人行けます。
1枠目はグランプリファイナルで表彰台の中の最上位の選手が確定。
2枠目は12月末にある全日本選手権での優勝者。
そして3枠目は全てを総合的に見て一番有力な選手。
真央ちゃんとミキティーはほぼ確定でしょう。
オリンピックの金メダルを狙える日本人選手はこの2人でしょう。
残りの1枠をめぐっては、かなり激戦です。
日本女子は世界の中でも断トツにレベルが高いのです。
最多数の3枠を持っているけどそれでも足りないよーって感じです。
鈴木選手が3枠目に食い込めるかどうかはこのグランプリファイナルの出来で決まって来ると言っても過言ではないと思います。
頑張れ!鈴木選手。応援してるよー!

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