伝説のスケーター.エカテリーナ.ゴルデーワ
2010年 03月 09日
長女の中耳炎は薬を飲んでいるのでとりあえずは落ち着いてきました。
でも昨日の夜は末っ子が熱を出してしまいました。
真ん中もあやしい咳をしているし。あー風邪の連鎖だぁー。
さてスケートネタがないんだぁ.......と思っている方多いのでは。
でも先週から私はある一人のスケーターを夢中で調べていました。
エカテリーナ.ゴルデーワ/Ekaterina gordeeva

これで分かる方はなかなかのスケート通と思われます。
私が彼女の事が気になるようになったのは去年の12月に行った地元のアイスショーに彼女が出ていたからです。
でも素晴しいスケーターとしての印象ではなく(もちろん一目見ただけで彼女の滑りはとっても素晴しかったし、とっても美人! ひきつけられるスケーターでした)、その日彼女はどうしてもダブルアクセルが飛べなくって何度もダブルアクセルを飛んでいました。
その日はテレビ放送の収録を兼ねていたので全てのプログラムが全て終った後、各自ソロのプログラムでジャンプを転んでしまったスケーターはジャンプ部分を全て取り直しをしていたのです。
どのスケーターも疲れて体力が無く、やり直しが続いている彼女のスケーティングは明らかに滑っていませんでした。
みんなの見守る中、やり直し3回目でダブルアクセルが決まり会場大きな拍手!
もう本当によかったーと思いました。
その時は彼女の事を知りませんでしたし、あとで買ったパンフレットに2つのオリンピック金メダルを取ったと知って、
「へぇ〜すごい選手だったんだ」
と言うほどの印象でした。
ま、今はスケートシーズン後半の大盛りあがりの時期なので(オリンピックもあったし)、昔の選手の事は後回しですよ。
が、オリンピックが終わり放心状態でふと彼女の事が気になりだし調べ始めました。
思い出したきっかけは以前見つけたある素晴しいプログラムのスケーターはもしかして彼女かな?と思ったからです。
プロの選手権で「ジゼル」を滑ったものです。
彼女がこの衣装を着てリンクに立つだけでもう芸術点は「6.0」。美人は得よねぇ。
音楽が始まり滑り出すだけでジゼルの世界が広がります。
なんて華のあるスケーターなのでしょうか。
彼女の名前はエカテリーナ.ゴルデーワ。

ロシアのペアスケーターで1988年カルガリーオリンピックと1994年リレハンメルオリンピックの金メダリストです。
ペアでパートナーを組んでいたのはセルゲイ・グリンコフ。

二人は世界ジュニアでは5位でしたが、その後シニアに上がってからはほとんどの試合で優勝した伝説のペアです。
二人の一糸乱れぬ滑りは素晴しい!の一言です。本当にきれいなんです。
カルガリーオリンピックの2年後、エカテリーナーの女性としての身体の変化、セルゲイの長年の使い過ぎによる肩の痛みがひどくなり、重圧の重いアマチュアをやめてプロに転向してアメリカのアイスショーやプロの選手権に出るようになります。
そしてその頃エカテリーナとセルゲイは結婚して女の子に恵まれます。

リレハンメルオリンピックではプロの出場が認められ、彼らは金メダル獲得。
誰もがうらやむほどの幸せの中にいた二人。
しかし突然の不幸に見舞われます。
アイスショーの練習中にセルゲイが心臓発作でかえらぬ人になったのです。
その時セルゲイは28歳。エカテリーナはわずか24歳。
二人の愛娘のダリアちゃんは3歳でした。
失意の中、夫セルゲイを悼んで滑ったこのプログラムは涙なしには見られません。
いつも二人で滑っていた彼女が一人でリンクに立つ姿を見るだけで涙が出てきます。
エカテリーナがセルゲイとの思い出を綴った『My Sergei』(日本題『愛しのセルゲイ』)はアメリカでミリオンセラー。そのビデオも出されたようです。
(実は今、本を注文中。早く読みたい。わくわく。)
彼女はその後2002年にイリーヤ.クーリック(長野オリンピックの男子シングル金メダリスト)と結婚して彼との間に女の子を授かります。
セルゲイの忘れ形見のダリアちゃん(笑った顔はお父さんとそっくり!)はエカテリーナと一緒にアイスショーで滑っていましたが、今はスケートをやめてラクロスで頑張っているようです。
こんな素敵なスケーターがいただなんて。リアルタイムで見たかったなぁ。
でも改めて真央ちゃんをリアルタイムで見られる幸せを感じます☆
(結局オチはそこかい!)

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でも昨日の夜は末っ子が熱を出してしまいました。
真ん中もあやしい咳をしているし。あー風邪の連鎖だぁー。
さてスケートネタがないんだぁ.......と思っている方多いのでは。
でも先週から私はある一人のスケーターを夢中で調べていました。
エカテリーナ.ゴルデーワ/Ekaterina gordeeva

これで分かる方はなかなかのスケート通と思われます。
私が彼女の事が気になるようになったのは去年の12月に行った地元のアイスショーに彼女が出ていたからです。
でも素晴しいスケーターとしての印象ではなく(もちろん一目見ただけで彼女の滑りはとっても素晴しかったし、とっても美人! ひきつけられるスケーターでした)、その日彼女はどうしてもダブルアクセルが飛べなくって何度もダブルアクセルを飛んでいました。
その日はテレビ放送の収録を兼ねていたので全てのプログラムが全て終った後、各自ソロのプログラムでジャンプを転んでしまったスケーターはジャンプ部分を全て取り直しをしていたのです。
どのスケーターも疲れて体力が無く、やり直しが続いている彼女のスケーティングは明らかに滑っていませんでした。
みんなの見守る中、やり直し3回目でダブルアクセルが決まり会場大きな拍手!
もう本当によかったーと思いました。
その時は彼女の事を知りませんでしたし、あとで買ったパンフレットに2つのオリンピック金メダルを取ったと知って、
「へぇ〜すごい選手だったんだ」
と言うほどの印象でした。
ま、今はスケートシーズン後半の大盛りあがりの時期なので(オリンピックもあったし)、昔の選手の事は後回しですよ。
が、オリンピックが終わり放心状態でふと彼女の事が気になりだし調べ始めました。
思い出したきっかけは以前見つけたある素晴しいプログラムのスケーターはもしかして彼女かな?と思ったからです。
プロの選手権で「ジゼル」を滑ったものです。
彼女がこの衣装を着てリンクに立つだけでもう芸術点は「6.0」。美人は得よねぇ。
音楽が始まり滑り出すだけでジゼルの世界が広がります。
なんて華のあるスケーターなのでしょうか。
彼女の名前はエカテリーナ.ゴルデーワ。

ロシアのペアスケーターで1988年カルガリーオリンピックと1994年リレハンメルオリンピックの金メダリストです。
ペアでパートナーを組んでいたのはセルゲイ・グリンコフ。

二人は世界ジュニアでは5位でしたが、その後シニアに上がってからはほとんどの試合で優勝した伝説のペアです。
二人の一糸乱れぬ滑りは素晴しい!の一言です。本当にきれいなんです。
カルガリーオリンピックの2年後、エカテリーナーの女性としての身体の変化、セルゲイの長年の使い過ぎによる肩の痛みがひどくなり、重圧の重いアマチュアをやめてプロに転向してアメリカのアイスショーやプロの選手権に出るようになります。
そしてその頃エカテリーナとセルゲイは結婚して女の子に恵まれます。

リレハンメルオリンピックではプロの出場が認められ、彼らは金メダル獲得。
誰もがうらやむほどの幸せの中にいた二人。
しかし突然の不幸に見舞われます。
アイスショーの練習中にセルゲイが心臓発作でかえらぬ人になったのです。
その時セルゲイは28歳。エカテリーナはわずか24歳。
二人の愛娘のダリアちゃんは3歳でした。
失意の中、夫セルゲイを悼んで滑ったこのプログラムは涙なしには見られません。
いつも二人で滑っていた彼女が一人でリンクに立つ姿を見るだけで涙が出てきます。
エカテリーナがセルゲイとの思い出を綴った『My Sergei』(日本題『愛しのセルゲイ』)はアメリカでミリオンセラー。そのビデオも出されたようです。
(実は今、本を注文中。早く読みたい。わくわく。)
彼女はその後2002年にイリーヤ.クーリック(長野オリンピックの男子シングル金メダリスト)と結婚して彼との間に女の子を授かります。
セルゲイの忘れ形見のダリアちゃん(笑った顔はお父さんとそっくり!)はエカテリーナと一緒にアイスショーで滑っていましたが、今はスケートをやめてラクロスで頑張っているようです。
こんな素敵なスケーターがいただなんて。リアルタイムで見たかったなぁ。
でも改めて真央ちゃんをリアルタイムで見られる幸せを感じます☆
(結局オチはそこかい!)

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by PRECIOUSHEARTS
| 2010-03-09 03:18
| スケート