美しいプログラム
2010年 07月 13日
曲はショパンの「バラード第一番ト短調」。
真っ白なコスチュームで滑る真央ちゃん本当にきれいです。
今はオフシーズンで、またジャンプの矯正中のせいかシーズン中に比べて着氷が乱れていますが、それでも本当に素晴しいプログラムで毎日見続けています。
これがシーズン後半になるとどういう風に滑ってくれるのか本当に楽しみです。
しかし真央ちゃんはここ数年でどんどん美しい滑りをするようになりましたね。
ちょっとしたポーズも本当に美しいです。
ここ2年のエキシナンバーに比べるとこのプログラムを物足りないといわれる方もいるようですが、これはシーズン終る頃には評価ががらっと変わってくるはず。
しっとりとした動きが多いのですが、実はかなり難しい事をたくさん入れていますし、休みのないプログラムです。
真央ちゃんは本当に素晴しいスケーターだなぁ。
ここ数年のエキシナンバーの紹介。
まずは2009-2010年シーズンのパガニーニ「カプリース」。
ビビッドなコスチュームと扇子を持って気持ちいいぐらい動き回るナンバー。
初めはショートプログラム用に作ったものだったのですがなんだかしっくりこないので、エキシナンバーにしたのです。
真央ちゃんが調子が悪かったシーズン前半にはこのカプリースをショートにすればいいという風に色んなところでいわれていました。
そして次は2008-2009年シーズンのタンゴ「ポル.ウナ.カベサ」。
このナンバーが初めてお披露目された時はかなり衝撃を受けました。
ファンの間でも今までとは全く違ったナンバー、そしてタンゴを踊る真央ちゃんに感動でした。
コスチュームの赤は女性、黒は男性を表しているようです。
小刻みに刻まれるステップはとても印象深く、リンクの端から端まで踊り回るエキシナンバーとは思えない素晴しいプログラムです。
さらにさかのぼって2007-2008年シーズンのナンバー、
ショパン「So deep is the night」。
初めて世界女王になった時のエキシナンバー。
しっとりとした曲でこの頃からぐっと大人っぽくなってきました。
私は初めのパートとバレエのポーズで踊るパーツが大好き。
またリンク中央で何度もダブルアクセルを飛ぶのも好き。
さすが真央ちゃん。
私が行ったアイスショーではカート.ブラウニングも頑張って同じ事をしていたけど3発目のダブルアクセルでこけちゃった。おしい!
そしてこれが2006-2007年シーズンのプログラム、カルメン「ハバネラ」
わ、わかい!
初めて出場した世界選手権で銀メダルを獲得した年です。
この時の方がジャンプ後の着氷で流れがあるような気が.....。
そして最後が2005-2006年シーズン。
この年はシニアデビューの年。
そしていきなりグランプリファイナルで女王ロシアスルツカヤをいきなり破り優勝を飾り、年齢制限で出場できないトリノオリンピックへ出場するよう熱望する声が日本中で起こりました。
確かにこの時にジャンプの難度はハンパなかったけど、やっぱり今の真央ちゃんと比べるとあっさりな感じ。
でもこの時のキラキラ真央ちゃんは本当に素敵でした。
まさに怖いものなし!って感じに難しいジャンプぽんぽん飛んでましたし。
でもその後本当にたくさんの試練が待ち構えていましたね。
はぁー、これだけの素晴しい才能の持ち主には明るい未来ばかりが広がっていると思っていたのに.......。
でもそれを乗り越えるごとに真央ちゃんは本当に強く美しくなっています。
あともう少しで新しいシーズンが始まります。
このシーズンはジャンプの矯正を行なっているので、本当に難しいシーズンになってくるでしょう。
ジャンプの矯正中でも結果を求められ、表彰台の真ん中以外は負けたとされる立場にいる真央ちゃん。
しかし真央ちゃんはその声を跳ね返すほどのストイックな姿勢を貫き、ちゃんと最後には結果を出してくれています。
そんな真央ちゃんに私達ファンの方の心が折れそうなのをすくってもらっています。
さぁーこれからも修行が始まります。
応援するぞー!!!

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