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カナダ.バンクーバー近郊でケータリングサービスをしています。日々の生活、大好きなスケート、そして子供達の事を綴ります。


by precioushearts
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ロシアの新星☆タクタミシェワ。

ジュニアグランプリシリーズ第2戦終りましたね。
ショートでは日本の西野選手がトップにたち「おぉぉ!」と思ったのですが、終ってみればやはりあの子が勝ちましたね。

彼女の名前はタクタミシェワ選手。ロシアの13歳の選手。

まだ13歳ですし、今年ジュニアに上がったばかりだと言うのにも関わらずソチオリンピックのメダル候補として多くのスケートファンが注目している選手です。
そんなタクタミシェワ選手がジュニアで初勝利したフリー演技の動画がもう出回っていました。
ジュニアのグランプリシリーズなのでテレビカメラはもちろん入っていないので、動画はあきらめていたのですが、観客の方が録画したものがもう出ているようでびっくり。
やはり注目度はかなり高いですよねぇ。
そんなタクタミシェワ選手のフリー演技をどうぞ。


なかなか忙しいプログラムですねぇ。
ジャンプ前にも色々と技が入れられていてすごく難しいものですよ。
バレエジャンプの直後に3回転トーループなんて飛んでますもんね。
すごい!噂以上の選手ですね。
わずか13歳で。素晴しい才能です。
ま、シニアのお姉さん達に比べればやはりまだまだ荒いですよね。
ただこのプログラムを見る限りではそれほど柔軟性はないようですね。
このタクタミシェワ選手、昨シーズン後半にトリプルアクセルを飛べるようになっているのです。


プルシェンコのコーチでもあるミーシンコーチが2008年のグランプリファイナル@韓国で真央ちゃんのトリプルアクセルを録画してたという話もあったのですが、この動画を見るとアクセルに入ってくる軌跡は真央ちゃんのトリプルアクセルの軌跡に似てるかも。
カーブを利用しながらリンクの壁に向かって飛んでますものね。
ただタクタミシェワ選手のトリプルアクセルは真央ちゃんほどの高さはないですが、幅のあるジャンプですしジャンプ後にも流れがあり、これほどの質の良いアクセルが飛べればすごい話です。
ま、あくまで試合で入れられるかどうかはまだ未知数ですが。
というのも高難度ジャンプ1つをプログラムに入れるだけで体力的にも精神的にもとてもプレッシャーがかかります。
伊藤みどりさん以来ほんの数人しか飛べなかったトリプルアクセルを真央ちゃん以降の世代で挑戦している選手がいると言う事は嬉しい事と同時に真央ちゃんファンとしては少し怖いものですよね。

ただタクタミシェワ選手がソチオリンピックの頃は17歳。
ちょうど身体の成長期にかかる難しい頃。
今はまだ身体が軽いので難しいジャンプも飛べますが、これが身体が大きくなってから飛べるかどうかは未知数。
真央ちゃんやキムヨナ選手、そして長洲未来ちゃんは上手に身体の成長期を乗り越えていますが、アジア系の選手は全般に身体の成長具合がなだらかだと言われています。欧米の選手はアジア系の選手に比べると成長期での体重管理は難しいなどと言われています。
なぁーんて言ってもこればっかりはそれぞれの選手で違ってくる話なので何とも言えませんが。


息子君にスケートをやらせているお友達が以前息子君のスケートクラブにロシアのスケーター(まだ7〜8歳ぐらいの女の子)が来た時に私に話してくれて印象的だったのが、
「ロシアの子はものすごく厳しい練習を当たり前のようにこなしていて、さらに陸上トレーニングも本格的にやっている。やっぱロシアの子は気合いが違う。
こけてもすぐに立ち上がって何度でもジャンプに挑戦する。
ちんたらやっているこっちの子達とは大違いだ」
と言ってました。

えぇ、今はロシアのフィギュアは低迷していますが、彼らは本気です。
そんな気合いバリバリの子達がごろごろいるロシア。
ソチではバンクーバーとはまた違った若い力が台頭してくるでしょう。
あーやっぱりスケートおもしろい。目が離せません。

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by precioushearts | 2010-09-13 13:08 | スケート