カナダ.バンクーバー近郊でケータリングサービスをしています。日々の生活、大好きなスケート、そして子供達の事を綴ります。


by precioushearts
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ジャパンオープン終りましたね。

先週末にはシーズン前哨戦ともなるジャパンオープンがありましたね。
まだシーズンインした訳でもないですし、試合形式も団体戦、プロアマ混じってのものですし試合というよりもお祭りのような感じ。
とは言っても今季のフリープログラム初披露と言う事もあって、多くの方が感心をもってジャパンオープンを楽しみにされていたようですね。
えぇ、もちろん私もその一人。
やはりどの選手もシーズン前なのでプログラムを滑り込めてないせいかジャンプのミスや、後半にばててましたね。


プルシャンコ選手の「ニジンスキーに捧ぐ」は全盛期のような演技とは程遠いものの、鬼気迫るものがありました。


今までのスケーターの中でも飛び抜けた才能の持ち主の天才プルシェンコ選手にも悲しい事かな、体力の限界、今まで蓄積された怪我を避けられないようになり、以前のようなリンクを飛び回り、難しいジャンプを小気味いいぐらい簡単に飛ぶ事が難しくなってきています。
だからこそ、今までの激しいライバルとの切磋琢磨した日々、王者として若い選手の壁になり続けもっと上にこいと存在感を持ち続けた彼だからこその思いがこもった素晴しい演技だったと思います。


そして高橋くんは2シーズンぶりにクリーンな4回転トーループを披露してくれました。


高橋くんのジャンプはふわっと上にあがってギュルギュルって回転して、完全に回りきってから降りてくるとても質の高いものです。お見事!
今回はトリプルアクセル2発とも降りられませんでしたが、これもまだお愛嬌ですよ。ただコンビネーションは最近回転があやしくなってきてるような気が.....。
はっ、いけない、シーズンはこれから。焦るな。焦るな。絶対大丈夫さ!
それにしても濃厚プログラムだな。
彼は自分の見せ方をよく知っているスケーターですね。
ただまだ滑り込みが足りてないせいかまだ印象は薄い感じかも。
でもこれはシーズンで試合を重ねていくうちにどういう風に彼の色を出していくのかお楽しみです。


そしてミキティー。
彼女は以前が嘘のように安心してみられるスケーターに成長してくれましたね。


本当に彼女のジャンプは素晴しい。
いくつかのミスは、ま、ご愛嬌ですよ。
いきなり今の時期から飛ばし過ぎると長いシーズンもちませんもの。
そして今季のフリーは名プログラムの予感。衣装も素敵だし。
怪我に泣かされてきたミキティーも昨シーズンからは大きな怪我も無く充実しているようです。
そして今年は東京での世界選手権。またミキティーの歓喜の涙がみられるかも。
まだシーズン開幕前。過大な期待は禁物です。
でもついそう思ってしまうほどの円熟期のミキティー。素晴しい。


そしてやはり最後は我らが真央ちゃん。


はぁ.......。真央ちゃん悔しかっただろうねぇ。
ジャンプ矯正中で思い通りにいかないとは頭では分かっていても、やっぱ試合で思うようにいかなかったら悔しいと思う。
でもこれでライオン真央の心に火がついたはず。
真央ちゃん天然でほんわかしてるけど、スケートに関してはすごく負けず嫌いだし。
なので今回の演技の出来不出来に関しては置いておいて、ジャンプの構成に付いて語っちゃおう。
今回のフリーでのジャンプ構成は

<前半>
2アクセル-3トーループ
3フリップ←コンビネーションの予定
3ルッツ
<後半>
3アクセル
3フリップ←コンビネーションの予定
3サルコー
3ループ

と言う事で5種類の3回転ジャンプに加えトリプルアクセルという夢のような構成です。
苦手なサルコーやエッジエラー矯正中のルッツを2シーズンぶりにプログラムに取り入れるなど、なかなか意欲的な挑戦です。
で、私が一番目がいくのがシニアに上がってからいつも冒頭で飛んでいたトリプルアクセルを後半に入れていること。

ほぼ全ての選手に言える事なのですが、そのプログラムの中で一番難しいジャンプというのは冒頭、もしくは2番目に飛ぶものなんです。
というのも初めの体力があるうちに難しいジャンプは飛んでおくのです。
でも今季はトリプルアクセルを後半に入れているというのは体力的に後半でもトリプルアクセルを飛べると言う事でしょう。
ま、昨シーズンは冒頭2発でトリプルアクセルを飛んでいたので、それに比べるとアクセル1つというのは負担が減るのでしょう。
でもただ負担が減るというのでは満足できないアスリート真央ちゃんはアクセルを後半に入れる事にしたのではないでしょうか。
ただこれは矯正中で不安を抱えたルッツや苦手なサルコー、そしてフリップの不調を考えると、もしかしたらアクセルを冒頭に戻すような気もします。

そして冒頭のジャンプは意外にも2アクセル-3T(トーループ)のコンビネション。
このコンビネションは2006-2007シーズン以来なので4年ぶり?
もともと真央ちゃんはコンビネーションジャンプのセカンドにつけるジャンプはジャンプを降りた足でそのまま飛び上がるループジャンプを得意としていて、難度が低いはずのトーループジャンプは苦手としていました。
そもそもセカンドに難しい3ループジャンプをつけられる真央ちゃんにとって3T(トーループ)を取り入れる意味があまりありませんでした。
が、2007-2008シーズンから始まる執拗なダウングレードによってセカンドの3ループを奪われてしまいました。

真央ちゃんがセカンドの3Tをとべないかとそう言う訳ではなく、2006-2007シーズンには2アクセル-3Tのコンビネションをとんでいましたし、2007-2008シーズンにはさらに難しい3フリップ-3Tのコンビネションをとんでいました。
2006年から指導を受けてたアルツゥニアンコーチにセカンドの3Tを教えてもらってとべるようになったのです。
しかし真央ちゃんのセカンドの3Tは全般的にほんの少し回転不足気味なものでした。
回転不足に関しての判定が厳しくなってからはセカンドに3Tを入れたジャンプを飛ぶ事はとても危険でしたし、また真央ちゃん的にも苦手感は拭いきれなかったのかも。

オリンピックシーズンには「セカンドに3Tを入れたコンビネションをとぶべき」との声もありましたし、タラソワ前コーチからも練習するようにとのお達しがあったので、もしかするとプログラムに入れてくるかなと思いましたが、結局セカンドの3Tをみることはありませんでした。

しかし今季のフリー冒頭は2アクセル-3Tのコンビネーションと言う事でびっくり。
初めて見た時は一瞬何が起きたか分かりませんでした。
「.....おぉぉぉ! お久しぶりでございます。3Tくん!!!」
って感じでした。
(関係ないけど私の中で3ループは女性、3Tは男性のイメージ)

これは一番最初に確実にいけるジャンプを組み込んだのか、もしくは回転不足気味になりがちなこのコンビネーションを体力のあるうちにしっかり回りきって飛ぶためなのかははっきりしませんが、何にせよシニアに上がって以来の新鮮なスタートである事には変わりありません。
(もしかして将来的には3A-3Tまでレベルアップするとか!!!!妄想暴走中)


グランプリシリーズ初戦のNHK杯はもうすぐ。
今回の反省をもとにどんな風にジャンプを仕上げてくるか、そしてジャンプの構成はこのままいくのか楽しみです。
NHK杯では後輩に当たる村上佳菜子選手のシニア初デビュー戦でもあり、昔の自分のように楽しそうに生き生きと滑る姿を真央ちゃんはどういう風に感じるのかもちょっと気になるかも。
ま、真央ちゃんの心の中は真央ちゃんだけのものなので、ファンの私は真央ちゃんのひたむきに頑張る姿をただ応援するだけなんですがね。

真央ちゃん、ガンバー!!!!!

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by precioushearts | 2010-10-05 02:24 | スケート