どたばた女4人スケート観戦記☆2〜男子フリー
2010年 11月 19日
第2グループが入ってきたらやはり会場が盛り上がります。
そしてやっぱスピードはすごい。
その中でも高橋くんと織田君のスケートの伸びは別格です。
でも高橋くんはジャンプかなり苦労してましたね。
織田君はすばらしいジャンプをしている(着氷のしなやかさはお見事!)ものの見るからに緊張している様子。
そうこうするうちに始まった男子フリー第2グループ。
まず第1走者のデニス.テン選手。
うーん、厳しいねぇ。
初出場の世界選手権で観客をあっと驚かせたあの頃のキラキラはすっかり影を潜めてしまってます。苦しい時期だよねぇ。
やはりあれだけのジャンプミスをすると会場全体が重い空気に沈んでしまいます。
第2走者は村上大介選手。

彼が出てきて「Daisuke」とアナウンスされると一瞬会場が
「おぉぉ!」
と盛り上がるんですけど、その後「Murakami」のアナウンスで
「んんんん!?」
はい、みんな高橋くんと間違えたんですねぇ。
「Daisuke」違いでしたねぇ。
冷静に考えればショート2位の高橋くんが出てくるわけないんだけど、「Daisuke」と言えば高橋くんなんでしょうね。
それだけ高橋くんの知名度は高いってことですな。
村上大介君頑張りましたねぇ。一生懸命で爽やかで。
ただやはりまだまだかな。
身体の使い方や滑り、ジャンプの質も高橋くんや織田君に比べると荒さが目だちます。
でもまだ19歳。
これからの頑張りで「Daisuke」だけでなく、「Murakami」でも盛り上がってもらえる選手になってもらいたい!
第3走者はアメリカのアーミン君。

なかなか良かったですよ。
もちろんまだトップ選手との実力差は大きいですが、丁寧に滑っていましたし、これからどういう風に成長していくのか楽しみな選手でした。
ピアノの練習だけでなくスケートもちゃんとやっていたのね、アーミン君。
で、ショパンの「バラード一番」はいつYouTubeにアップするのかな?
って言うかフランスに向けて練習しなちゃい!
ツイッターではアーミン君の表彰台を狙っちゃおうかなぁ発言を発見。
そう、頑張りなちゃい。
真央ちゃんもフランス杯出るけど、よそ見をせずに自分の演技に集中よ。
でも自分の番が終わってからの花束を贈るのは許す。
でもきちんと真央ちゃんに気がついてもらえるように今度は「大きな声で」アピールしようね。
さて第4走者のアダム.リッポン君。
彼よりも横にいる例のコーチにガンを飛ばす私。
って言うか遠すぎて私のガンは届いてなかったけどね。
彼もすっかり地味な扱いになっちゃいましたね。
キムヨナ選手との解任騒ぎでのごたごたはいくらなんでもやりすぎよね。
ま、どっちもどっち。
そう、そう、今はアダム.リッポン君のお話。
近くで見る彼はまさに王子様でしたよ。
なんかキラキラしてるの。バックに薔薇が見えるの。
あのコーチのそばにいて大丈夫?って心配になっちゃいます。
アダム君、ジャンプが決まらず苦しい演技でしたが、でもアメリカン。
「てへ」って感じでどこか憎めない。
残念ながら両手タノでの3回転ルッツは私達のいるのとは反対側で飛んだので、あまり良くは見えませんでしたが、会場大盛り上がり。
今回の会場での雰囲気はとても良かったのです。
確かにがら空きだったけど、多くの方は選手の得意とする技を知っているし、ジャンプの難度も分かっているという雰囲気がしました。
なのでみんなの反応もとても良く、そしてとても温かい雰囲気でした。
そして私達の隣は男2人組のスケートオタク。
絶対にオタクです、彼ら。
スケートオタクの私からしても立派にオタク認定。
だってバンクーバーオリンピックの公式トレーナーを着て、胸にはスケートの年間パスをかけ、5種類の国旗を持ちお気に入りの選手が出てきたらその国旗を振って応援。
上には上がいるもんだ。
さてお次は高橋大輔選手。

彼が登場した時、会場の温度がぐっと上がった気がしました。
会場は高橋くんの登場に「おぉぉ!」と言う雰囲気。
華のある選手って彼のような選手の事を言うんでしょうね。
なんてったって
「世界王者」
ですもんねぇ。
なのにブログに貼付ける写真を探したけど少なっ。
それにもっとかっこいい写真ないのかなぁ?
おい、おい、日本のマスコミさん。もっと世界王者に敬意を払ってくれよ。
高橋くんはもう皆さん動画でも見たと思いますがジャンプが決まらなかったですねぇ。
でも6分間練習の様子から私はもっと崩れるかと思ったけど、ちゃんとそれなりにはまとめてきました。
さすがです。
身体も余りキレてませんでしたし、まだまだシーズン初めって感じでした。
バンクーバーでのキレキレ高橋くんとは明らかに違いました。
なんてったってあの時は目の前で「道」を見せてもらいましたから。
ちょっとしたアクシデントから思いがけずVIPシートの2列目で男子フリーを観戦できたんです。あの演技は本当にすごかったよー。
あの時は写真を撮っていたんだけど
「こんなすごい演技をファインダーを通してみてちゃいけない」
って思って、ふとカメラを構える手がおりましたもの。
なので今回も観戦中の撮影はいっさいしてません。
一瞬を切り取るのはプロの仕事ですもの。
と思っていたのに演技中の写真すごく少ない。どう言う事!?
今回の高橋くんの出来は今ひとつだったけど、でもまぁまだシーズン序盤。
これから試合を重ねてプログラムを滑り込んでいくに従ってキレキレ高橋くんを見られるでしょう。
スケートはシーズン通して同じプログラムがどういう風に変わっていくか、どういう風に魅せるプログラムに仕上げてくれるかが一番の楽しみですよね。
神プロは東京までお預けですよ、皆さん。
さて最終滑走は織田君。

もう織田君すごーく緊張してたんです。
高橋くんの点数を待つ間リンクを回りながら盛んに胸を叩いてましした。
ただでさえ緊張しがちな織田君が最終滑走なんて。
Oh! No!!!
最初の4回転の後のトリプルアクセルが単発になった時に私はとてもとてもとても嫌な予感がしました。
トリプルアクセル降りた時に少し着氷があやしかったのでコンビネションジャンプにしなかったのでしょう。
後半2回目のトリプルアクセルに入る体制の時に大声で叫びたい衝動をぐっと抑えました。
『そこは絶対コンビネションだよーーーーー!!!!!』
って言いたかった。
が、やっぱり単発でトリプルアクセル飛んじゃったよ。
もーだめじゃん。
さらにその後の3連続......撃沈。
だ〜か〜ら〜.........
私の周りのスケートオタク達もざわざわざわ。
えぇ、またしても織田君ザヤってしまいました。
もったいなーい。
ま、それも含めて織田君の人間的な魅力なのかもしれないけど、でもやっぱりもったいない。
スケート観戦記長編ですねぇ。
男子の表彰式についても書きたいのでまたしても続く!
次はまちゃ子カメラの写真もお見せしますねぇ。
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