頭1つ抜けた!
2011年 01月 25日
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さぁカナダナショナルが終りました。
パトリック.チャン選手ぶっちぎりの優勝です。それもクワド2回入れて。
いやー、今までは点数だけ(爆)頭1つ飛び抜けていましたが、今回の見事な演技でパフォーマンスでも完全に他の男子選手とは別次元に行きましたね。
あれだけクワドは必要ないと言い張り、先輩スケーター達にくいかかっていたチャン選手。
びっくりするほどあっさりとクワドをものにし、武器にしましたね。
こんなんならあれほどムキにならなくてもよかったじゃない。
クワドを手に入れたチャン。
これは大きい。
しかし彼の場合、4回転というビックジャンプだから大きいのではないのです。
チャン選手、トリプルアクセルはきっと苦手意識のあるジャンプなのでしょう。
クワドがプログラムに入れられる事により、苦手なトリプルアクセルの負担が軽くなって来るのです。
もともと彼の場合トリプルアクセルを2本揃える事に苦労していました。
トリプルアクセルが狂う事で、その後の演技もぐだぐだになる事がとても多かったのです。ま、彼の場合ぐだぐだが吹っ飛ぶぐらいの点数でそれほど目だっていませんでしたが。
そしてトリプルアクセル2本揃えると言う事は、1つはコンビネションジャンプにしなくてはいけないということです。
単発で飛ぶトリプルアクセルとコンビネションにするのでは全く難しさが違ってきます。
しかしクワドが入るようになった彼のジャンプ構成は、トリプルアクセル1つでいいのです。
それも単発で。
今回の演技を見ていても後半に飛んだトリプルアクセル、コンビネーションにできるものではありませんでした。
そもそも単発で飛ぶつもりのトリプルアクセルと、コンビネーションで飛ぼうとするのではジャンプに入る前のプレッシャーが全く違います。
そう言うプレッシャーからついに開放されたって事です。
さらにトリプルアクセル2本きちんと入れなくてはと言うプレッシャーから開放されたって事です。
その上クワドを飛んだ事で文句なしの点数&評価もついてくる。
ショートプログラムでもクワドを飛ぶ事によって2つ目のアクセルがダブルになっても切り抜けられた。
あぁ、なんと言う大きな武器をチャン選手は手に入れたのでしょう。
こうなると彼が1コケどころか3コケしてもなかなか勝てないかもね。
今回のチャン選手の演技は文句なし。
後半のフリップ(ジャンプの入り方見ました?すごいよね。あれで飛べちゃうなんて)あたりから足にきていたのに、気迫で滑りきったチャン選手。
演技が終る前から沸き上がるようにおきるスタオベ。
まさにこういう演技を神演技と呼ぶのでしょう。
が、何だろう、このしらけた気分。
東京での銀河点が目に浮かぶから?
はぁ.......。
日本男子、頑張れー!
プルさま、頑張れー!!!......あっ、春まで謹慎の身か。残念。
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