我が家の大きな決断4〜オットについて
2012年 08月 28日
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我が家の大きな決断の話の前に、オットについて少しお話ししましょう。
オットは妻の私が言うのもなんですが、とても出来る男です。
何をやらせてもあっという間に物にしてしまう器用さもあり、記憶力も抜群。
メモを取らないオットですが、ずっと前の事も、難しいコンピューターの使い方もきちんと頭の中に入っているのです。
色々なスケジュールや仕事の手順も全て頭の中に入っていて、瞬時にそれを引き出せます。
理性的で冷静な判断力もあり、「これだ!」と思ったらすぐに動ける決断力、行動力もあり。
すごい人です。
が、そんな彼の唯一の、そして最大の欠点は
飽きっぽい
何でもすぐに出来ちゃうせいか、それを極める前に「もういいや」と思ってしまうのです。
私とは真逆。
私は彼のように器用ではないのですが、何かにはまるともうずぅーーーーーっとやり続けるのです。中学からやり続けたスポーツは大学、社会人まで12年続けたし、大好きなフィギュアスケートははまってからこの8年欠かさずあらゆる情報&動画をチェックしています。
4年前にはまったゲームZoo Keeperは毎日トイレのお供として!?、いまだにプレイし続けています。
毎日新鮮に楽しいですよ(爆)
常に新しい事に興味のあるオットは、結婚した当初の13年前から
「ログハウス以外の事もやってみたい」
と言っていました。
「日本に戻って宮大工をやってみたい」とか、「イギリスやフランスのワーホリをとって、向こうで職人になりたい」とか。
そんな時今の家を立てようという話になり、オットはガッツで頑張り、家を建てる事に邁進してくれました。
しかし家に引っ越してから、小さなプロジェクトを続けていくうちに、オットは窮屈に感じ始めてきた様なのです。
彼は手に入れたものよりも、何かを手に入れようとしゃかりき状態でいたい人のようです。
そんな彼の心を埋めるためにログハウスの仕事とは別に自分でリノベーションの注文を取ってきて、週末働いてみたり、サイドビジネスを立ち上げてみたり、彼の好きなコンピューター関連の本を日本から取り寄せてみたり。
でも本業の空いた時間に何かをやってみても彼は満足できなかった様なのです。
オットが今の仕事とは違う何かを見つけたいという気持ちでいる事は私も薄々は感じてはいましたが、その反面、私は建築業は彼の天職だと思っていました。
オットは働き者ですし、身体も良く動きます。
期待された以上の物を創りますし、なにより建築に関しての経験と知識が豊富です。
それだけのものを持ちながらも、いつまでも悩んでいる彼に対して、
「なぜ自分の恵まれた才能と経験に誇りを持って邁進しないんだろう」
とも思いました。
去年の今頃、お互い余りふれてこなかった事について、思い切って私が聞いてみました。
「で、どうしたいの?」
「ここでの家族の生活には満足している反面、守っているだけの今の状況は退屈だ。仕事の面では今のままではだめだと思う。ただ実際自分が何をやりたいかが分からないから苦しい」
多くの人がやらない事を成し遂げて、仕事の面でも信頼を得て、十分な報酬も得られて。
それでもまだ10年前と同じ様な事を言っているオットにがっかりもしたし、衝撃も受けました。
ただ彼の立場になってみると、何かに挑戦したくても私や子供達、そして家の事が大きくのしかかっていて、身動きが取れない状態なのかもしれないと思い、少し可哀想に思えてきました。
そしてそんな苦しい状態なのに私達のためにずっと今の状態を続けてきてくれていたんだなぁとも思いました。
それだったら楽にしてあげなくちゃとも。
と言っても私達が離れるというのは嫌なので(笑)、「思い出いっぱいのこの家を売って身軽にしてあげよう。何かを始めてみよう!」と思いました。
その瞬間からオットの目の輝くこと(笑)
とりあえず家を売り、身軽になったら何をするか。
オットは特にこれ!というものがなかった様なので、私からある提案をしてみました。
「じゃぁ一緒にテイクアウトのお店をやってみない?」
長くなるので続きはまた☆
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